2024年度北陸地区両生類調査隊活動実施報告書

地球環境基金の活動

【実施日時】 2024年2月9日、10日、3月29日、30日

【実施場所】 石川県能美市

【参加者】 2月9日 6名

    2月10日 22名(うち地域住民15名)

    3月9日 8名

    3月10日 8名

※この活動は、2024年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施しました。

【実施状況】

 2月9日は、日本両生類研究会会員により現地調査を実施した。サンショウウオ類の産卵期に合わせて厳冬での実施となり積雪量が多かったものの、湧き水を中心に水域を確認した。

 2月10日は、日本両生類研究会会員と能美市などの地域の住民の方々との合同調査会を午前中に実施した。湿地の探索は主に日本両生類研究会会員が行い、住民は道路際の側溝などを探索した。水中で越冬中の両生類の他、水生昆虫などを確認した。調査後1時間程度、公民館で意見交換会(上記写真)を実施した。午後からは日本両生類研究会会員による調査を実施した。

 3月29日及び3月30日は日本両生類研究会会員により現地調査を実施した。水域を中心に陸域のリター層などに潜んでいる両生類を探索した。重要な希少種を含む複数種の両生類の生息が確認された。

 今回の調査は、以下の地域団体及び複数の個人との連携で実施することができた。

  市民で考えるまちづくり会議(能美市)

  富山県爬虫両生類研究会

  NPO法人河北潟湖沼研究所

コメント

タイトルとURLをコピーしました